可愛いという概念についての研究1 ~可愛い最強、可愛いは正義説とは何かについて~

 初めまして。自称可愛い研究家のルーマーと申します。

 この記事では、私が研究してきた可愛いという概念について、私なりに文章に書き表していこうと思っています。

 そのまえに、私の自己紹介を軽くさせていただきます。名前はルーマー、自称21歳、好きなキャラクターはポケモンカイリュー、キティー先輩、すみっコぐらし、トイストーリーのエイリアン、バーナード・ワイズマンガンダムポケ戦)、ストリートファイターの春日野桜、逃げるは恥だが役に立つの森山みくり先輩など。好きな女優さんはガッキーです。

 それでは、自己紹介も済んだので本題に入りましょう。今日の記事では、なぜ私がこのような研究を始めたのか、そもそも可愛い最強説とは何なのかについて説明していきます。

 

 私がこの研究を進めるきっかけになったドラマ、漫画があります。それは3年前に流行った「逃げるは恥だが役に立つ」です。当時私もこのドラマを見ていました。一度見たときは普通に面白いドラマだと思い軽く見ていた程度でしたが、ちょうど1年ほどしたときに何となく見返したいと思い、一部を流してみました。その時に、みくり先輩のセリフにふと疑問を持ちました。そのセリフとは、

「可愛いは最強なんです。(中略)可愛いの前では服従、絶対降伏なのです。」

というものです。つまり、かっこいいはすぐ崩れるが、可愛いはそう簡単に崩れない、可愛いは最強ということです。私は、ここで疑問に思いました。可愛いもかっこいいもあくまで人の価値観、好みを示す言葉であり、そこに最強も何もないのではないかという素朴な疑問です。しかし、最終的にそれを崩すことはできませんでした。実際、想像してみてください。かっこいいと思っていた人がドジをしたら、かっこいいというイメージは一瞬で崩れ去ります。しかし、可愛い人がドジをしても可愛いでしょう。さらに言うとかっこいい人がドジをした場合、ギャップ萌えというものが発生し、かっこいいが可愛いに変化する可能性さえあるのです。また、これは、何かのテレビ番組でお笑いコンビ、相席スタートの山崎ケイさんがおっしゃっていたことですが、可愛いくて性格が悪いのは小悪魔、ブサイクで性格が悪いのはブサイクであるというのに納得できてしまうように、可愛いという言葉は悪い部分さえもカバーしてしまう可能性さえ秘めているのです。(これはかっこいい人にも当てはまるかもしれませんが)

 

 このように、可愛いは崩れにくさという点で最強であるという論を私は崩せませんでした。このことから、「逃げるは恥だが役に立つ」の2回目をみて以降、可愛いという概念がなぜ崩れにくいのかを私なりに考えてきました。しかし、1年以上考えても、この論を成り立たせる大きな理由は1つしか見つからず説得力に欠けるものでした。しかし、つい最近、この論を補強する新たな考えが見つかりましたので、1回ブログという形でその論についてまとめ、見てくださった方から意見を頂戴したいと思った次第でございます。今回は、長くなってしまいましたので、次回から、この論がなぜ成り立つのか、考えられる理由をまとめていきたいと思います。最後まで読んでいただいた皆様、ありがとうございました。次回もお願いします。